おおまかな耳コピの流れ

おおまかな耳コピの流れを、音色を並べる、採譜をする、音色の調整、仕上げ、の4つに分けて書いていきたいと思います。おそらく、耳コピしている方それぞれの方法があると思いますので、あまり役に立つ話ではないですが…。

音色を並べる

パート割り。

オーケストラ曲のパート割り例

まずは、原曲をくりかえし聞き、原曲に出てくる音色を聞き分けます。具体的にベース、ピアノ、オルガン、シンセ、キック、スネア、ハイハットオープン、クラッシュシンバルが鳴ってるなといった感じで聞き分けます。次に、出てくる音色に似たものを手持ちの音源の音色から探します。

似たような音が複数出てきた場合は、とりあえず違いが分かる範囲でパートを分けておくと良いです。謎な音色は謎とメモしてとりあえず何か音色が鳴るようにしておくのも一つの手です。

オーケストラなら5弦など、一般的な編成があるものは、それにしたがって音色を並べていくと不自然に休符がある位置を発見しやすく、採譜で音を落としづらくなります。

手持ちの音源と原曲の音色の対応を覚えることによって、採譜精度を上げることができます。単純に似た音色にすることができれば、コピーしやすいということです。MU1000など古い音源の場合はディストーションギターなどはエフェクトをかけておくと採譜しやすいと思います。また、以前作った音色が使えそうならコピー&ペーストしておくと作業時間の短縮になります。

音量だけでなく、リバーブ、ディレイなど分かってる範囲でエフェクトも大まかに打ち込んでおきます。

採譜をする

全パート8小節程度づつベース→リズム→和音→メロディの順番で採譜していきます。コード、和音を判別するために、ルート音になることの多いベースなど低音楽器から採譜していきます。次に打楽器でリズムを採譜してリズムを取ります。最後に和音→メロディの順番に採譜していきます。

この順番は曲によって入れ替わることも多々あります。たとえばピアノとストリングスだけのバラード曲などでは、ピアノの左手部分から採譜し、ストリングス、ピアノの右手と採譜しています。ベースが休符の位置でメロディの方がリズムが取りやすいと思ったら、メロディから採譜する場合もあります。ドラムが同じフレーズを繰り返している場合は先にコピー&ペーストする場合もあります。

エクスプレッションやモジュレーションについては、後回しにすると忘れることがあるので、採譜と同時にやっておきます。また、存在が少し怪しいと思った音についても、ベロシティを弱くしたり、別パートに打ち込んだりしておくと後々分かりやすいです。

音色の調整

イントロが終わったなどキリの良いところまで全パート打ち終えたらまた音色を調整します。初めて作る音色の場合は、音階などによってバランスが変わったりして、別の音色の方が良さそうだと思いつく場合が多いからです。また、最後まで採譜してから調整しないのは、音色の聞き分けに失敗していたり、重なっている音色を発見できることがあるためです。

採譜をしているうちに聞き取れず心が折れそうになると、気分転換にリバーブや音量バランスも調整します。まれにリバーブが原因で採譜を間違えていることや、音量バランスが悪くて単純に打ち込みづらいこともありますので、ある程度早めに調整するのは悪くないと考えています。

最後のまとめ

最後まで採譜が終わったら見直しをします。今度はベースならベースだけ、パートごとに見直していきます。このとき、原曲とソロ再生した特定のパートを重ねて再生し、濁った音が出ないか確認することで採譜ミスを防ぐ方法があります。重ねて再生することにより、テンポのズレにも気が付くことができます。

原曲を聞きながら音量バランスや全体EQを調整して原曲に近づけていきます。調整が終わったら必ず時間を置きます。自分の調整に耳が慣れてしまい、バランスの崩壊に気が付かない場合があるからです。

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