液晶パネルのドット抜けは基準が決められている

液晶パネルに発生するドット抜けは全ピクセルの何パーセントが抜け、もしくは輝点になっているかで、良品かどうかが決められています。

例えば、NEC LaVie Hybrid FristaのフルHDパネル(1920×1080ドット)で、LCDドット抜け割合0.00013%以下と書かれている場合は、9個以上あると不良品ということになります。計算とカウントはRGB三原色のサブピクセルも含めて行います。

1920*1080*3*0.0000013=8.08704 (8個以下)

実際にこの場合において、基準より少ない7つほどのドット抜けを見つけて連絡したところ、修理に製品を送付するようお返事をいただきました。その結果、液晶パネルの故障ではないが交換となりました。(社内の基準に合致していなかったそうです)

あまりにもドット抜けが目立つ、多い場合は、基準値より少なくても一度修理に連絡して確認してみると良いかもしれません。修理に出す際は、画面のだいたいどの部分でどの色が抜けているのかを書いておくと良いようです。

また、余談ですが、NECさんのフルフラットパネルと呼ばれる筐体と液晶パネルの間に段差のないモデルの場合、微細なゴミが入っていることがあるのは仕様であるとの回答でした。

左上赤色ドット抜けの例。

左上赤色ドット抜けの例。

参考

ドット抜けについて : ビジネスPC | コンピュータプラットフォーム | NEC

PCのカタログなどで解像度を表す場合に使用されている「ドット」とは、画素(ピクセル)の事を指しています。

ドット抜けを計算する際に使用する「ドット」とは、ISOの基準(ISO13406-2)に従って副画素(サブピクセル)が使用されます。

1画素(ピクセル)は3副画素(サブピクセル)で構成されています

パソコン用液晶ディスプレイのドット抜けに関する定量的ガイドライン (PDF)

JEITA 一般社団法人電子情報技術産業協会より

液晶ディスプレイテスト for Javascript

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PCで4Kモニタを60pで使うためのメモ

2014年8月現在、素晴らしく情報がまとまったページが複数あります。この記事よりも下記のページをご覧いただくことをおススメします。

以下は2013年12月に調べて書いた古い情報です。


4k(3,840×2,160ドット)モニタをPCで通常使用される60p(60フレーム)で使用したい場合のメモです。30pで転送する場合は現行のHDMI 1.4や後述するNVIDIA製GPUでも対応しているので、接続は問題にならないと思いますが、動きがなめらかでなくなるので動画を見るには向かないという欠点があります。

Displayport 1.2では3,840×2,160 60pに物理的に対応しています。しかし現状の内部的には、スケーラーが対応しておらず1,920×2,160 60pの映像を2つ束ねてモニタに転送しているようです。

スケーリングのためか、Displayport 1.2に対応していればどのGPUでも大丈夫なのかというとそうではないようで、Mosaic機能に対応していないNVIDIA製のGPUでは、ドライバソフトの仕様制約により60pでの動作は出来ないようです。

60pでの動作は、NVIDIA GeforceではGeForce 326.41 Driver以降のドライバを使用する必要があります。AMD製のGPUでは動作するようです。Intel 第4世代Coreシリーズ(Haswell)の内蔵GPUも4k対応しています。とのことですが、実際の動作検証は見つかりませんでした。

HDMI 2.0は2013年9月に発表された規格で、4k 60pに対応しています。ただし、PCで使う場合は8bit 4:4:4 60pでの転送になるので、18Gbps対応にする必要がありそうです。同じHDMI 2.0でも18Gbpsと10.2Gbps対応の二つがあり複雑と感じます。

4kモニタを60pで使用する場合のハードウェア側の対応はまだまだ十分とは言えないことが分かりました。

来たるべき4K時代にGPUは対応できるのか。マルチGPU構成でチェックする,GeForceとRadeonの「4K対応度」 – 4Gamer.net

こうすれば,スケーラーが担当するストリームを1920×2160ドット,垂直リフレッシュレート60Hzに抑えられるので,4K解像度の垂直リフレッシュレート60Hzに対応していないスケーラーでも,最終的に4Kの表示が行えるという理屈だ。

Drivers | GeForce

  • 4K Displays
    • Adds support for additional tiled 4K displays
    • Extended support for tiled 4K features

IGZOが開けるディスプレイの新たな扉 西川善司が最新4K2Kディスプレイをレポート

なお、3860×2160ドットの60Hzの映像伝送は、ドライバソフトの仕様制約により、AMD系GPUの方は動作できているが、NVIDIA系GPUはMosaic機能を有するQuadro K5000でしか現状は利用ができない(2012年12月時点)

ユーザーサポート 検証済みビデオボード PN-K321|インフォメーションディスプレイ:シャープ

AMDがGPUを積極アピール、クライシス3のイベントで

Radeon HD 7970のCrossFire環境とシャープ PN-K321を接続した実演

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 次世代CPU「Haswell」の2倍強力なGPUコア

Haswellのビデオエンジン拡張の目玉は4K解像度への対応で、3,840×2,160ドット60HzでのDisplayPort 1.2出力か、4,096×2,304ドット/24HzでのHDMI出力に対応する。

【本田雅一のAVTrends】HDMI 2.0発表。4K/60p伝送の幕開けと少し気になる点 – AV Watch

対応帯域による4K 60p伝送の差
帯域 対応色深度/信号
18Gbps 12bit 4:2:2 or
8bit 4:4:4
10.2Gbps 8bit 4:2:0

“緑のカード”をたたき壊せ!!:最新GPU「AMD Radeon R9/R7」シリーズ特徴まとめ (3/3) – ITmedia PC USER
そこで、現在ディスプレイインタフェースなどの標準化団体であるVESA(Video Electronics Standards Association)では、ディスプレイの識別情報であるVESA Display IDをv1.3に拡張し、4Kディスプレイのタイル表示を自動的に行なえるように進めている。

【レビュー】10万円で登場した23.8型4K液晶、デル「UP2414Q」を試す – PC Watch
今回の4K解像度の出力に当たっては、Intelの「NUC Kit D54250WYK」を借用して試している。

Dell UltraSharp 24モニター ユーザーガイド(PDF)
最大解像度 3840×2160、60Hz DP1.2*
3840×2160、30Hz HDMI
* 60 Hzで3840 x 2160を表示するには、DP1.2を有効にする必要があります。また、DP
ソースのグラフィックカードはMST機能でDP1.2に認証されており、60 Hzで最大
3840 x 2160 の解像度をサポートし、ドライバがDisplayID v1.3をサポートしている
必要があります。

Dell UltraSharp 24 Monitor | UP2414Q with PremierColor
Optimal resolution:
3840 x 2160 at 60 Hz (DP1.2*)
3840 x 2160 at 30 Hz HDMI
In order to display the 3840 x 2160 native resolution, please ensure the graphic card and its drivers used on the PC/Laptop is capable of supporting resolutions up to 3840 x 2160 at 60Hz via DisplayPort connectivity.

ノートPCのピクセル密度一覧

画面サイズ 解像度 ドットピッチ(mm) ピクセル密度(ppi) 解像度の名前(通称)
13.3インチ 16:9 1366×768 0.216 117.827 HD
1600×900 0.184 138.027 HD+
1920×1080 0.153 165.632 FullHD
14.0インチ 16:9 1366×768 0.227 111.935 HD
1600×900 0.194 131.125 HD+
15.6インチ 16:9 1366×768 0.253 100.455 HD
1600×900 0.216 117.677 HD+
1920×1080 0.18 141.212 FullHD
17.3インチ 16:9 1600×900 0.239 106.133 HD+
1920×1080 0.199 127.336 FullHD
12.1インチ 16:10 1280×800 0.204 124.747 WXGA
1440×900 0.181 140.34 WXGA+
13.3インチ 16:10 1280×800 0.224 113.492 WXGA
1440×900 0.199 127.678 WXGA+
14.1インチ 16:10 1280×800 0.237 107.052 WXGA
1440×900 0.211 120.434 WXGA+
15.4インチ 16:10 1280×800 0.263 96.759 WXGA
1440×900 0.233 108.854 WXGA+
1680×1050 0.197 128.645 WSXGA+
1920×1200 0.173 147.023 WUXGA
17.3インチ 16:10 1440×900 0.259 98.157 WXGA+
1920×1200 0.191 133.186 WUXGA
12.1インチ 4:3 1024×768 0.24 105.785 XGA
15.0インチ 4:3 1024×768 0.298 85.333 XGA
1400×1050 0.218 116.667 SXGA+
1600×1200 0.191 133.333 UXGA

最近のノートPCで使われるサイズ、解像度、ドットピッチ、ピクセル密度をまとめてみました。計算にはドットピッチ計算機、パネルの仕様表はLaptop Panel Part Databaseを使用させていただきました。

dpiスケーリング使用時の、アプリケーションの表示が問題になる現在、ドットピッチが小さく、ピクセル密度が上がるにつれて、文字は小さくなります。しかし、たくさんの情報が一度に表示できます。すなわち、ウィンドウを並べて表示しやすいということでもあります。

老眼など、遠視気味の方は視認性の問題がありますが、私自身はドットピッチが0.2mm前後なら特に目の疲れも感じず使用することができます。

購入時に軽視されがちなノートPCの液晶ですが、もっともよく見る部分でもあります。高解像度の液晶が普及することを切望しています。

dpiスケーリング