タッチパネルの壊れたHDR-HC1からPCへ録画を取り込む

タッチパネルの壊れたハイビジョン(HDV)ハンディカムHDR-HC1から、i.Link経由で、ハイビジョンで録画をPCに取り込むことができました。

必要なもの

ケーブルについては、ハンディカムの説明書では「i.Link」と書かれていますが、実際にはFireWire、IEEE1394ケーブルでも名前が違うだけでコネクタや仕様は同一です。

  • IEEE 1394に対応したPC。4pinか6pinかを確認する。なお、2015年現在発売されているPCは対応していないものがほとんどです。
  • IEEE 1394のケーブル。ハンディカム側は4pinなので、PC側の形状に合わせて、4pin-4pin、もしくは4pin-6pinのものを使う。
  • CapDVHS 0.3.0.6 Windows 7で動作しました。
    • 中身が標準画質のDVテープの場合はWinDVを使いました。
  • HDC-HC1のリモコン

まず、バッテリ切れに備えてハンディカムにACアダプタを接続しておきます。さらに設定を「見る/編集」に変更し、リモコンを使ってテープを巻き戻しておきます。

取り込みソフトの使用例(capDVHS,WinDV)

capDVHS_HDR-HC1

capDVHSの設定例

ケーブルをPCに接続し、CapHVHSを起動します。キャプチャデバイスにSony HDR-HC1と表示されたらおそらく正常です。

miniDVテープ1本の録画時間が60分なので、設定を60分(少し長く撮れるようなので62分ぐらいでも良いかもしれません。)に変更しておきます。RemuxTSタブの最下部、フォルダ設定を書き出したいところに変更します。デフォルトではC:\、出力ファイル名は時刻から付けられていました。

WinDVの場合は、Configを押してMax AVI sizeを1000000に。Discontinuity tresholdが短いとファイルが分割されるようなので、デフォルトの1(sec)から適当な長さに変更し、OKボタンを押して設定します。

最後にCapDVHSの場合は開始ボタン、WinDVの場合はCaptureボタンをを押して、その後ハンディカムのリモコンで再生ボタンを押せば、指定したフォルダに録画が書き出されていくはずです。

キャプチャには60分の内容なら60分と実時間かかるので、PCがスリープに入らないように対策して待ちます。終わったら、CapDVHSの場合は停止ボタン、WinDVの場合はCancelボタンを押せば書き出し完了です。

WinDVの設定例

WinDVの設定例

開始ボタンを押しても上手く動作しない場合は、i.Linkケーブルを抜き差ししてやるとたいてい動作します。また、他にPlayMemoriesのビデオ取り込み機能など、i.Linkを使うアプリが立ち上がっていないか、確認します。

タッチパネルの壊れたものでもリセットすればなんとかなるかも

なお、今回はタッチパネルの壊れた個体でした。本機はタッチパネルなしでは設定メニューなどが一切変更できません。
CapDVHSは、ハンディカムのi.Link DV変換が「入」の場合は動きませんでした。工場出荷時の設定が、幸いにも「切」だったので、本体をリセットすることによって設定を変更しました。ただし、タッチパネルが壊れているため、起動時に時刻変更を毎回求められるようになります。(キャプチャされた動画には映りません)

ビデオ HDV/DV設定に関しては、工場出荷時のオートで問題なく動作可能でした。

雑感など

なお、SONY製PlayMemories Homeでは、対象製品に含まれておらず、テープからの取り込みをインストールしても動作しませんでした。

HDR-HC1は10年前の2005年の発売で、2015年現在の製品では、ほぼ採用されていないHDVテープの製品です。タッチパネルをはじめとした故障が多いようです。

また、10年程度経つとテープの劣化も始まっているようで、取り込めないテープがありました。カメラ側のテープ走行装置も良く壊れるようなので、早めに取り込んでおくようにしたいところです。

追記:いくつかの取り込めなかったテープは、早送り、巻き戻しを繰り返すと、正常に再生されるようになりました。

HDR-HC1

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